オーストラリアのバーベキュー情報
2007 / 07 / 15 ( Sun ) 今回は7/11に発行した第二回のメルマガより、オーストラリアのバーベキュー情報について紹介します。
▼以下本文 ──◇◆ 1. 月イチBBQコラム ◇◆──────────────── オーストラリアのバーベキュー事情 ~バービー達のコミュニケーション ───────────────────────────────── 前回はアメリカで如何にBBQが根付いているかというお話をしましたが、今回 はアメリカにも劣らないBBQ大国である、オーストラリアのBBQ事情について お話してみます。 日本でも「オージービーフ」がすっかり有名になりましたが、オーストラリア は肉を使ったBBQが非常に盛んな国です。オーストラリアでは、バーベキュー する人達のことを「バービー」と呼び、BBQすることを「バービーする」と いう習慣もあります。 そして、大阪人が一家に一台必ず「たこ焼き器」を持つように(?)、オー ストラリアではほぼ確実に、一家に一台(もしくはそれ以上)BBQグリルを 所有していると言われています。アメリカ人と同様、オーストラリアでも 「ホームパーティー」といえばBBQ!という文化が根付いています。 ──────────────────── ■パブリックバーベキューグリルの存在 ──────────────────── またオーストラリアでは、大きな公園や河川敷・海岸等では、大抵BBQスペ ースが設けられています。 中でも特徴的なのが”パブリックバーベキューグリル”という、お金を入れ ると一定時間使用可能な、備え付け型の電気式BBQグリルが広く普及してい ることです。これがある場所なら、食材さえ持ち込めばグリルなどの用具は 必要ありません。オーストラリアでは、誰もが気軽にBBQを楽しめる環境が 整備されているのです。 ──────────────────── ■バービー達はBBQを心から楽しんでいる ──────────────────── そして、こんなこともありました。会長・下城がオーストラリアに行った時、 街の路上で突然BBQを行いだす集団に出くわしたのです。それは露天商を営 むような感じではなく、ゲリラ的イベントといった風情です。 まるでミュージシャンが街角でストリートライブを行うかの如く、グリルで 肉を焼く「ストリートバービー」が現れて、楽しそうに肉を焼きだしたので す。下城も思わず「なんじゃこりゃ~!?」と叫びそうになりました!無論 そこは黒山の人だかりです。そして人々は皆、楽しそうにお肉をいただいて いました。 暫くしてからもう一度その場所に戻ってみると、そこに「ストリートバービ ー」達の姿はありません。やはり許可も取らずに、ゲリライベントとして BBQしていたのでしょう。 誰が?一体何の目的で? その意味はよく分かりませんが、その場の人々が 笑顔にあふれていたことだけは確かです。そう、オーストラリアの人たちは、 心からBBQを楽しむ民族なのです。バーベキューは人々の生活の中に溶け込 んでいて、また人々のコミュニケーションツールとしても欠かせない存在と なっているのです。 日本バーベキュー協会は、日本でもBBQが人々の生活に密着する存在で、人々 が心からBBQを楽しめる社会にして行くことを目指しています。オーストラ リアの「バービー」達は、そのお手本だと感じています。 スポンサーサイト
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