バーベキューグリルの正しい選び方
2007 / 09 / 01 ( Sat ) 今回は8/24に発行した第3回のメルマガより、バーベキューグリルの正しい選び方について紹介します。
▼以下本文 ──◇◆ 3. BBQの疑問解消 ◇◆───────────────── 私に最適なバーベキューグリルってどれ? ────────────────────────────────── 協会には「一番良いBBQグリル(コンロ)の選び方が分からない」という質問 が多く寄せられてきます。但しこの答えは、その人の目指すBBQスタイルに よって異なってきます。 そこで今回は、タイプ別に「最適なBBQグリルの選び方」を紹介いたします。
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■本格派は炭火、お手軽派はガス ────────────────── 何といっても、ガスグリルにするか、炭火グリル(チャコールグリル)にす るか、この選択が一般の人にとっては最大の悩み所です。日本バーベキュー 協会では、基本的には炭火を使ったバーベキューをレクチャーしています。 本格的なBBQを行いたいなら、絶対に炭火グリルを使うべきだからです。 炭火からは”遠赤外線”という熱線が出ています。遠赤外線は、物体の内部 にまで熱を通しやすいという性質を持っている為に、肉の表面を焦がさずに 中まで火を通すことが可能になります。分厚い肉を焼きたい時や、鳥肉・豚肉 など中までよく火を通さないといけない食材に対して、炭火は絶大な効果を 発揮します。 但し、炭火グリルには炭を扱う上での面倒さが弱点です。炭は火おこしする のが大変ですし、燃え残った炭の後片付けも問題です。ガスグリルなら、火 おこしもワンタッチ、燃え残りも生じませんから、準備や後片付けのわずら わしさから開放されます。 つまり、手軽にBBQを行いたい人はガスグリルを、本格的にBBQしたい人は炭 火グリルを推奨します。後者の場合、協会推奨”BBQ三種の神器”でも紹介し ている「チムニースターター」と「火消し壷」も持っていると、準備や後片 付けがかなり楽になりますよ。 -------*-------*-------*-------*-------*-------*-------*-------* ちなみに残った炭を「地面に埋める」ことを推奨している 書籍も一部見かけますが、これは完全に間違いです! 炭は生ごみのように微生物が分解してくれたりしませんので、 地中に埋めると、環境破壊に直結するのです。 炭は絶対に地面に埋めてはいけません! -------*-------*-------*-------*-------*-------*-------*-------* ────────────────── ■収納余裕があれば、蓋付きグリルを ────────────────── また、出来る限り蓋付きのグリルを購入して下さい(炭火でもガスでも)。 蓋が付いていれば、蒸し焼きが簡単に行えるので、調理の幅が広がります。 また風の強い時、砂塵を避ける目的でも使えます。 但し蓋付きグリルは、収納時もスペースを取る欠点がありますので、車のト ランクスペース等を確認の上、購入すべきです。 その他のポイントとしては ・グリルの足が丈夫で安定感のある物 ・(ガスグリルは)ガスの残量メーターが付いている物 ・(蓋付きグリル)開閉できる通気孔が付いている物 ・グリルの横にサイドテーブル付きの物だと便利 などをチェックして下さい。予算や収納スペースに左右されることも多いで しょうが、限られた条件の中からも上記の項目を参考に、よりベストな一台 を選んで下さい。使いやすいグリルを持っているだけで、バーベキューの楽 しさは一段と増してきますよ! スポンサーサイト
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